モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラ人間の優しさ

 

www.moralharassment.com

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モラハラ人間にも、優しいときがある。

これがとんでもなく、優しく感じる。

マメに配慮してくれるように感じる。


正確に言うと、「優しい態度になるとき」、

「優しく見えるとき」。

モラハラ夫も穏やかにしているときは、

このままモラハラがなくなるのではないか、

という淡い期待さえ抱いてしまう。

ずっとこのままなら、

普通どころか理想の夫だから。

3年半、そんなことを幾度として考えた。

そして、この瞬間、この期間が、

「モラハラ人間にも、人の心が、

優しさがあるのではないか」

と被害者に思わせる一因になる。

 


普段は優しいけど、

ストレスがたまりすぎて、

あんなふうに爆発しちゃうだけ。

「繊細なのだ」。

と、被害者は自分の都合がいいように

解釈する。

 

自分が精神的虐待を受けているなど、

認めたくはない。

認めたくはないから、

「パートナーはとても繊細で、

ちょっとしたことでストレス指数が

急激に上がってしまって、ついつい、

酷いことをしてしまうだけ」

こうして被害者自身が、被害者にとっても

加害者にとっても、都合のいいような

関係性にしてしまう。

その優しさは、

モラハラ人間がたまには相手の事を

想ってやっている…

 

とか勿論そんなことはありえない。


いくら暴言を吐かれても、

いくらモラハラをされても、

何か恩を売ることをしたかと思えば、

「自分はこんなに気を遣っているのに」

という材料になる。

優しい行動なんか伴わなくても、

 

「加害者は被害者のせいで常に

気を遣う状況におかれていて、

そのせいでストレスがたまっている」

 

という状況を作り出すのが加害者の特徴。

気を遣っているというか常に

気を張っているのはむしろ被害者のほうだが、

 

加害者は気を遣っている様子などなくても、

「気を遣っている」といえば、

 

被害者も

「そうなのかな。

気を遣わせているのは、実は私のほうなのかな」


と思わざるをえない。


相手の心は相手にしかわからないから、

こうだと言われれば、そうなのかと思うしかない。

それ自体も、モラハラ人間が行うモラハラの一種。