モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「投影」が防衛機制である理由

このモラハラブログにて、

「投影」という防衛機制については

何度も取り上げてきた。

 

 

モラハラ加害者の非難が

「お前はすぐ揚げ足をとるな!

いつもいつも金をかすめとろうと

しているくせに!攻撃の機会を

いつもうかがってるんだろう!」

 

・・・と、自己紹介になってしまう、

大きな原因である。

 

 

つまりモラハラ加害者は、

この投影という防衛機制により、

 

自分の感情を他人こそが抱いていると

思い込み、

それに基づいて被害妄想じみた考えを

膨らませてしまう。

 

それが、自分自身の姿だと気付かずに。

 

投影は、自己愛性人格障害者だと

「確定事項」になってしまい、事実を知っても

その事実を捻じ曲げてしまううえ、

 

自分の感情だとも認識できないためかなり

異常だが、

軽いものなら実生活でもありうる。

 

嫌いな相手に対して「あの人こそが私を嫌っている」

という感情である。

 

ネガティブな感情であるはずなのに、

なぜ投影は心の「防衛機制」となりうるのか。

 

つまり、

自分が相手を嫌いなのではなく、

「相手が自分を嫌っているから」

関係はうまくいかず、

 

自分もあなたを嫌いにならざるを

得ないのだ、という答えで

「自分を守ろう」ということだ。

 

つまり最終的には

「先にあなたが攻撃して

いるのだ、自分のせいではない」ということになる。

 

モラハラ加害者も、

自分が他人を貶めようとしているのに、

相手が貶めようとしていると思い込むことで

「相手の攻撃が先で、

自分の攻撃は正当防衛」という形をとってしまう。

 

しかもモラハラ加害者の場合は、

健常人と違い「自分があの人を苦手だから・・・

自分が悪いのかも」という振り返りがなく、

ただ

「相手が自分に対して攻撃しようとしている」。

ということをまるで事実のように捉えてしまう。

 

それは一見ネガティブな考えで自分を攻撃

しているようにも感じるが、

 

そうやって相手に自分の感情を投影することで

「自分が嫌っていたり、

あなたとのコミュニケーションを円滑に

進められないからうまくいかないわけではない」

 

ということにしたいという心の働きなのである。

 

 

あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか

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