モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

自分が加害者であることの気持ち悪さ

被害者は、自分が被害者であることを

理解することができ、

 

なぜ被害者であるのか、

事実を述べて説明することが

できる。

 

 

加害者もまた、自分が被害者だと

思い込んでいるため、

 

まるで本当に自分が被害者かのように

説明することができるが、

 

やっていることとの差があることと、

事実を述べることは出来ないため、

 

周りがそれに気付くと、

明らかに現実世界と

加害者が見ている世界の

差に異常性を感じる。

 

加害者は、

「自分がおかしい人間」

 

ということを深層心理では

理解しているが、

 

まるで夢・まぼろしから

一生醒めないように、

 

被害者だと思い込む

人生を送る。

 

 

被害者は、かわいそうではあるが

「異常」ではない。

 

自分が、相手に危害を加えながらでないと

生きていけない、

なんて「異常な人間」ということを

認めるより、

 

「すばらしい人間なのに敬われない、

かわいそうな自分」で

あるほうが、ずっとましだ。

 

だから防衛心理が働き、

だから被害者だと

本気で思い込む。

 

ホンモノの被害者を

どれだけ痛めつけているかも

わかりながらやっている。

 

だが、

それについての

「異常性」は、

理解できないようになっている。

 

「自分は被害者である」

という

夢・まぼろしの真っ只中だから。

 

夢・まぼろしから醒めてしまったら、

夢・まぼろしのせいにして

逃れてきた責任や、

 

自分の異常性全てを

認めなくてはいけない。

 

ちょっとした責任や

「自分は相当惨めである」という

事実を背負えないからこその

「被害者意識」であるのに、

 

それをわざわざ自分から

気付くようなことがあっては、

 

自分を保っていられないから。

 

そのために心理防衛の力が

働き、

 

「現実的にありえない」ことだろうと、

事実と違おうと、

 

事実を捻じ曲げてでも

自分を保っていられさえすれば

それでいいのだ。

 

そういう生き方しか

知らないのだから。

 

けれども、自分で認めてしまえば、

それこそ「本当におかしな」

人間である自分と

向き合わなければいけなくなる。

 

他人からは、加害者の異常性がよくわかる。

特に加害者はスムーズにコミュニケーションを

とっているつもりでも、

 

ちょっと関わった人ならば、

「少しおかしいな?」

という面が見えてくる。

 

それくらいの異常性。

 

どれだけ長い間、

他人に異常だと思われていても、

他人の評価は他人のせいにすれば

いい。

 

ただ

自分の評価から「思い込み」を

とってしまったら、

その先は地獄だ。

 

 

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