モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

防衛機制の操り人形になってしまうモラハラ加害者

モラハラ加害者は、
自分が正義だと思い込んでいる。

逆にいえば
正義だと思い込まなければ
ならないため、

自分が正しくないであろう
些細なことでも
もみ消そうとしたり、

人のせいにしたりしなければならない。



人格障害でなければ、
自分の心と、
防衛機制のバランスをうまくとって、

自分の危機に瀕するときは
人のせいにしたり、
そのストレスを別のところへ向けたり、
あるいは自分の中にためこんだり
する。


それも人のせいにする力が過剰に働けば
「自分の品位も名声も落ちる」
ということがよく分かっているのと、

心が毎回過剰な防衛機制を働かさなくても
ある程度の強さをもっているため、

心が耐えられるぶんのストレスは
受け止められるのだ。



だがモラハラ加害者はその
心の弱さゆえ、

防衛機制を過剰に働かさなければ
心がすぐ危機に瀕する。


常に心は「お前のせいだ」
「まわりのせいだ」
「環境のせいだ」
「この世のなかのせいだ」
と思ってしまう。


しかも、
それがわき出る仕組みを
本人すら理解できないまま、

それが当たり前だと思って
生きてゆき、


特別なことをなし得ていないのに
自分を特別な存在だと
思い込み、

生きていくのが
モラハラ加害者の運命だ。


本当の自分ではないものを、
自分だと思い込んで
生きていく。

自分からは見えないが、
周りからはそれがよく見える。


「自分だけは
一生気付かない」。


それが幸せなのかどうかは分からないが、
間違いなくその特性ゆえに
かなりの数の人間を犠牲にして
生きてゆく。

他人を不幸にするために
生まれてきた人間は
いないはずが、

自分の心が壊れないために、
ほかを壊すために
力を尽くしてしまう
この障害は、

ほかのどんな障害よりも、
ある意味哀れであると言える。