モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラ加害者がケチな理由

モラハラ加害者が「ケチ」なのはれっきとした

理由がある。

 

もちろん、加害者本人がお金を他人に

使うよりも自分に使いたいという

こともあるが、それ以上に

「投影」の影響が強い。

 

 

「投影」という防衛機制は

非常に厄介である。

 

合理化や逃避など、

他の防衛機制が普通の人にも

起こりやすいのに比べて、

投影は少し違ったものになる。

 

自己愛性人格障害でもないひとが、

自分が相手を好きであるにも関わらず

挨拶をされただけで

「あの人、私のことを好きなんだわ!」

 

なんて思い込むことはまずない。

 

 

ところが、自己愛性人格障害者は

それがメインになってしまう。

 

 

だからこそ、

モラハラ加害者がお金をごまかそう、

お金をせびってやりたいという

気持ちを抱いているのに、

 

まるで被害者が思っているかのように

感じてしまう。

 

 

だから、被害者が「金に汚い人間」に

見えてしまって、

 

ただでさえ他人にお金を使いたくないのに、

なぜお前みたいなあくどいことを

考えている人間に

渡さなければならないんだ?

払わなくてはならないんだ?

 

という疑問と、

怒りのような感覚が生まれてくる。

 

だから被害者側が明らかに

生活費を多めに出していても、

なんなら生活費を全額

出していたとしても、

 

そこから新たに

お金を請求されたりすると、

とたんに不機嫌になり、

 

「ほーらやっぱりな!

こいつはお金をかすめとろうと

しているぞ!」

という感覚を強化する原因にしか

ならず、

 

「なぜお前なんかに」

と支払いを拒否するのが

当たり前になってしまうのだ。

 

とにかく加害者は、

被害者からは「被害者ぶっている」ように

見えるが、

 

本人はいたって真面目に

被害者のつもりなのである。

 

 

現実に誰がどのくらいお金を

支払っているか(どれだけ不公平か)

という事実の認識は

もちろん防衛機制によって

阻まれる。

 

被害者は事実を認識していて

実際にお金を多めに払っていたり

その割に自分のためにはお金を散在したり

借金したりするのでケチすぎると怒る。

 

加害者は事実に「心の目を」向けることができず、

投影のせいで「こいつは常に金をかすめとろうと

しているぞ!」という感情でいるため、

絶対こんなやつにびた一文取られてたまるか、

と勝手に警戒する。

 

あるいは生活費をすこし支払っても

ものすごい不満を抱えているか、

とても有難がるように要求する。