モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「同情」を買おうとするだけではない

モラハラ加害者は、
「同情を買うような」セリフで
人々の気をひくことが
非常に多い。


自分が加害者側にも関わらず、

「実はこういうことをされて…。」
「ずっと我慢してきて…。」
「こういう事件があったけど、
まるで我が身みたいに思えて…。」

と、とても落ち込んでいるかのように
話し、

本人も実際に自分は弱っていて
落ち込んでいると思っている。

体調まで崩しているようなそぶりを
見せたりもする。



そうやって事実を知らない
者たちが、その様子をみて
同情する。



だが、モラハラ加害者の目的は
同情を買うことだけではない。

モラハラ加害者が
「誰のせいでこんなふうになったんだ」
と直接的に言わなくても、

とても被害的になっただけで、
被害者のふりを必死にするだけでいい。


その「同情を買うまでの状態にした
誰か」を周りは勝手に想像してくれる
からだ。


それだけで、周りが勝手に
「かわいそうに」
「向こうももっと配慮すればいいのに」
と攻撃してくれ、
悪者になるからだ。


ところがこれに成功すると、
モラハラ加害者の被害者ぶりは
自己愛の強化と共に
どんどんエスカレートしていく。


周りが引いてしまうくらい、

どれだけ悲惨な状態になっているか
だけでなく、

「どれだけ相手に執着しているか、
どれだけ自分は正しいか、
どれだけ自分は愛に溢れている人間か」を
アピールし出すのだ。


モラハラ加害者は、一度成功したと
感じたことをやめることはなかなか
出来ない。


しかも被害者の割に、

「どれだけ相手に執着しているか、
どれだけ自分は正しいか、
どれだけ自分は愛に溢れている人間か」

という、普通の被害者にはなかなか
みられない
自己愛性人格障害者ならではの
訴えかたをするため、

最初同情していたはずの周りは
どんどんその異常性に気付く
ことになる。