とにかく人を傷つけたい
例えば、良心を持つ普通の人間であっても、
喧嘩のときは冷静じゃない。
だからこそ、相手を傷つける言葉を
言ったりもするし、
謝りたくないときもある。
けれどもそこには、
「言ってしまった」とか、
「嫌われたかも」とか、
「でもお前も言いすぎだろ、
だから言っちゃったんだ」とか、
「言ったこと、言われたことを振り返る」
能力がある。
自らを振り返る能力。
反省する能力。
そういう人たちは、
「俺は悪くない!」と思っていたとしても、
心のなかで誰よりも罪悪感があるからこそ、
その罪悪感を打ち消すために
そう考えているだけの話。
が、それはモラハラ人間にはない。
だからこそ、
罪悪感もなにも持たずに、
とにかく相手をこき下ろすための、
自分のレベルまで引き下げるための、
酷いなじりを行える。
クズ、
医療従事者は人の命を食い物にして生きる人間たち、
九州人は馬鹿ばかり、
ビッ●、
●便器、
・・・・なんてことを実際に言われてきた。
事実であろうと事実でなかろうと、
虐待できればそれでいい。
後でどれだけ泣いて謝罪をされても、
それは言ったことに対する
謝罪ではなく、
人を傷つけた謝罪でもなく、
ただ被害者をつなぎとめるためだけの謝罪。
謝罪をされたときは、それだけは頭に
いれておかないといけない。