モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

敵か味方か

以前職場にいたモラハラ上司も、

二人きりの空間にいると急に近づいてきて、



「気をつけて。敵が多いよ」


と、忠告してくるような人物だった。

 

当時は本当に「自分を嫌っている人たち」がいて、

それを「忠告」してきているのだと思っていたけど、

 

あとから聞いてみると、いろんな人にそう思わせる発言をして、

職場をまぜまくっていた人なだけだった

(結局モラハラが原因で問題を起こしすぎて

辞職していったけど)。


いま振り返ってみると、モラハラの手口の

一つだったんだなぁと思う(私は世間知らずで、

能力も経験も足りなかったのは事実だから

色々言われても仕方ない状況ではあったけど)。


ただ私は、それまで日常生活で「敵」なんて

言葉を出す人間をみたことなかったし、

なんで敵か味方か、っていう表現なんだろう?

とか呑気に考えていた。


けれども、

モラハラ夫に出会って過ごしていくなかで、

このモラハラ夫も、


「俺の邪魔するやつは全員敵だ!」

「周りに敵しかいない」 

「お前のことは信じてるからな。

味方だと思ってるから。頼むよ」

「どこにも味方がいないからな。

一番近くにいる人間(暗に私のことを指している)

でさえ、味方じゃないんだから」

…と、頻繁に敵か味方かという表現を

していたように思う。

 

そしてモラハラ夫はよく、

「俺のなかでは0か100かしかない」

と自分で言っていた。

考え方が極端すぎるという認識は

あるけれども、

その極端さが異常だという自覚や、

おかしさは感じていない様子だった。

一番近い存在である私は、

そのモラハラ夫がどれだけ反社会的な発言や

行動をしてもそれに賛同するべきで、

“それ以外の回答など認めない”。

もっと言うと、

“賛同したとしても、最後は人格否定で終わる”。

モラハラ夫に少しでも異を唱えようものなら、

その瞬間から徹底的に人格否定してくる

(俺の言ってることが分からないコミュ障、

お前の同業者も馬鹿しかいねえだろなどなど)。

モラハラ夫のなかで、私は味方になったり敵になったりしていた。

いや、正確に言うと、私だけではないと

思うのだけれども、

一番身近にいた私が、そういう機会が

多かったとは思う(そもそも、この地で

彼が接していたのは、三年半の間、

私以外に二人しかいないけれども)。

それも、モラハラ夫の都合のいいように、

味方として解釈したほうがいいときは

味方としてみなし、

とにかく徹底的に攻撃(心理的虐待)

したいときは、敵として認識するように

なっていたのだと思う。

そういうことを無意識に?

あるいは意識的に?常に考えているから、

敵だとか味方だとか、しょっちゅう

言葉に出ていたのかな?

モラハラチェックする際の、

それなりに重要なワードだったりして。

 

 

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