モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラ彼氏(彼女)と付き合う場合の特徴

モラハラ加害者が
「恋人」段階であるということは、

被害者もまだ恋愛モード
真っ只中という場合が
多い。


モラハラ彼氏、あるいはモラハラ彼女の
彼氏(彼女)段階であるということで
陥るのは、

「(結婚していないから)
まだ後戻りはできる」

「このひとはきっと、
私と付き合っていたら
変わってくれる」

という油断が出てしまいやすいこと。



とにかく急に不機嫌になったり、
被害者が大事にしていた
約束を平気で破ったり、

人格を否定するような
言葉でひたすら罵ったり、

かなり嫌な部分も少しずつ
見せているはずだが、


別れようと働いても、
とんでもなくしがみついてくるような
様子も見せやすい(泣くことも
土下座をすることも厭わない)ため、


この時点ではまだ
「改善の余地があるかも」
と、被害者が勝手に期待して
くれる。

被害者体質の人にはたまらない
くらいの、
愛の言葉で
包んでくれるからだ。

この時期は、
モラハラ彼氏もモラハラ彼女も
もっともっとモラハラしたい
気持ちを我慢して、
態度に表すこともできる。


きっと傷つきやすい人なんだ、

優しい人に出会ってこなかった
んだ、  

責任というものを
知らないだけなんだ、

私じゃなきゃだめなんだ、

なんて、勝手な想像や思い込みも
被害者側でしてくれるから、

加害者はやりたい放題
やっていけるうえに、
相手の被害者体質が
「結婚相手にちょうどいい」
と判定され、

なにがなんでも
離さなくなる。




また、
モラハラという状態が
普通の関係よりも特異すぎて、


こうしたらああなる、
などパターンがまだ読めていない
場合が多い。

おかしいとは感じながら、
その多くが、
「モラハラだ」という結論には
たどりつきにくい。



何年もかけて、
何十回も何百回も繰り返され、

モラハラのサイトを見て
情報と状態を照らし合わせて
ようやく、

なにをしたらこうなりやすい、
などある程度のパターンが
読めてくるようになる。


だいたい、その頃になると
「結婚に至っている」場合も
多い。




何度繰り返されても、
「結婚したら、
変わってくれるかもしれない」

という強い期待がある。

それが
「子供ができたら
変わってくれるかもしれない」

に変わり、

のちのち取り返しのつかない
状態に引き込まれやすくなる。



モラ彼やモラ女が理不尽な理由で
キレやすい、
(あるいは接していない時間帯に
勝手に切れている)、

思い込みがひどい、

人間が発する罵倒と思えないような
言葉でなじってくるなら、

とにかく情報を集めて、
「結婚したら変わる」という
考えを変えたほうがいい。

(それでも、私とこのひとだったら…
と、先をどうしても自分で
確かめたくなるのが、
被害者体質の常だけど。)