モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラ彼氏にとっての結婚

モラハラ彼氏というのは、

被害者がターゲットとして非常に

優秀であれば、

結婚を非常に前向きに考える。

 

被害者としての優秀さというのは、

「加害者に酷いことを言われても

最終的に許してくれる」

 

「尽くしてくれる

(自分のことより

加害者の生活を中心に

考えてくれる)」

 

「酷いことをいったときに

傷ついてくれる・怒ってくれる

(つまりは思ったとおりの

反応をしてくれる)」

 

「出ていっても結局は戻って

きてくれる」

 

・・・など。

 

 

 

とにかく、

モラハラ彼氏の

自己愛を肥大させるのに

重要なことをしてくれれば、

 

支配しやすさ=愛情の度合い

となり、

 

支配しやすければしやすいほど

愛情が深いと勘違いする。

 

だから、

支配しやすいほど

愛してる、結婚したいという

気持ちに繋がっていく。

 

だが、結婚ということ自体も

もちろんストレスのかかる・

責任のかかることなので、

 

後々は結婚したこと自体も

被害者が責任を負うことに

なる。

 

 

「結婚したタイミングが

速すぎた」

「結婚したかったのはしたかったが

こういう形は望んでいなかった」

「結婚はまだかなと思ったが、

急かされたから」

という理由をつける。

 

 

そして、

結婚というものに対して責任を持っていない

ため、

簡単に、被害者をコントロールする

「手段」として使うことも多い。

 

結婚自体を簡単に考えているため、

「結婚」というキーワードを

「手段」として多く出すこともある。

 

どういうことかというと、

被害者が離れていかないように、

 

「結婚を考えている」

「結ばれると思っていたのに、

こんなことで別れるのはいやだ」

と、被害者を引き止める手段にするのだ。

 

 

実際、被害者になる女性も

結婚や家庭というものに一般的な人よりも

憧れを持っていることが多い。

 

どちらかというと、

「自分をずっと好きでいてくれる

誰か」

との生活に対するものといったほうが

正しいが。

 

被害者の女性自身も、

それに執着しやすい。

 

だから、モラハラ彼氏の執着や愛情が

「本当の愛」だと信じ込んでいる間は、

離れようとすら思わないことがある。

 

 

 

カラクリさえ分かってしまえば、

それは愛情でもなんでもなく、

 

「女性」を求めているのではなく

「母の愛」のような

 

「お前がどれだけボロボロになっても

俺がどれだけ文句を言っても

お前は文句一つ言わず

周りとの接触を絶ち

 

俺のことだけを考えて、

俺の考えを全て汲み取り、

俺の世話を完璧にし続けるのがお前の役目」

 

というものを愛だと思っている心の持ち主と、

 

その支配(愛)を受け入れることを自分が捧げる愛だと

勘違いしている

被害者との相互作用であるだけだ。

 

 

どちらも

「深く愛している」

「これ以上ない相手だ」と思っているのに、

 

加害者側は支配を愛だと勘違いし、

被害者側はその支配(愛ではないもの)を

受け入れることを愛だと勘違いする。

 

被害者はその「支配性」「モラハラ気質」に、

嫌だと思っていても強く惹かれるのだ。

 

そういう人間でなければ、

強く愛を表現したり、強く自己主張したり、

こまめに結婚というものを

手段にしたりというのはほとんどなく、

 

そういう人間は

被害者には物足りなかったり、

疑心暗鬼になる。

 

 

モラハラ加害者と被害者の関係というのは

極めて滑稽な現象と言える。

(そのまま結婚すると

もっと滑稽になる)