モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラのダブルバインド

ああしても加害者を責められ、
こうしても加害者から責められる。

このような状態を
ダブルバインドという。



よく例に出されるのは、

冷房をつけずにいると
「そういうところがだめなんだ。
なぜ配慮しない」
と言われ、

かといって配慮して冷房をつけると
「なぜ勝手につけた」と言われる。



勝手につけてはいけないと、
相手に聞くと
「そういうことをいちいち
聞かないとわからないのか。」

聞かないで、予測をして
冷房をつけたり
つけなかったりすると、

「勝手に操作して…」と、
また同じことの繰り返し。


ごめんなさいと謝れば、
「謝れば済むと思っているのか。」
「謝るくらいなら何度も同じことを
言わせるな」
「わざとやっているのではないのか」

と、収拾がつかなくなってしまう。


※ちなみに、冷房は例として
出しただけで、

すべてのモラハラ加害者が
温度設定に関してこういう責めかたを
するわけではない
(かなり多様)。



何か少しでも言えば揚げ足を
とられ攻撃されると思い、
被害者が黙りこんでいると、

「都合が悪いと黙りこむんだな。
否定しないということは、
そういうことなんだな。」

かといって話すと、
「自分に歯向かったな。」


何が正解か分からない
被害者は、

最初パニック状態になる。


答えは、
「加害者が、被害者を責めるために
答えのない質問をして、
全てを不正解にしているだけ」

というのが最初分からないから、


「そんなに自分は配慮がなく、
悪いことをしているのか」
という方向に必ずといっていいほど
いってしまう。

毎回毎回、
自分の言動が不正解であると
言われ、

「人に配慮できず、
慮ることもできず、
コミュニケーションがとれない人間」
と思い込まされ、


答えのない問題を
延々と出されつづけ、

「それは間違いだ。
何度も言えば正解に
たどり着くんだ。

だからお前は駄目なんだ。
人間性が劣っている。」


…と、延々と責め続けられる。


モラハラ加害者が出す
「問題」に、

正解は存在しない。




加害者がなにかひどく困っていて、
解決しようと試みているようなことでも、

実は困っているわけでも
解決しようとしているわけでも
ないこともある。


そんなときでも、
代わりに解決しようとすると、
「そういうことを求めているんじゃない。
もっと自分に
配慮して、心配しろ」

と言ったり、

解決はせず、励ますために
声をかけると、
「そんなものはいらない、
なぜ解決できるくせにしない。」


と、被害者を振り回すことが
多々ある。