モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

こどもが反抗期のときのモラハラ母親の暴力(抑圧)

こどもに対し、

過度な干渉をする母親

と、

無関心な父親



というのは自己愛性人格障害者を
育てる家庭として
挙げられる例だが、
 

モラハラ妻が母親になり、
そのモラハラ母がこどもの反抗期に
パニックになったり、


思い通りにいかないこどもを
自分のなかで絶対に許せず、

「とにかく自分の思い通りにするために、
過干渉に拍車をかける」

ことがある。


口を出す、
説教をする、程度なら、
あらゆる家庭できかれるが、


モラハラ母親の場合は、
モラハラ父親以上に、


相当な勢いでまるで洗脳するかのように
どう間違っているか
何が間違っているか
どうするのが正解か、


ひたすら言葉で
「絶対に思い通りに
させなければ」と、

狂ったようにこどもに
唱え続ける。



「反抗期」というのは
自我の芽生えであり、

「母親とは違う存在」というものを
その言動で、ひたすら
訴えつづける。



「母親がうるさいな、ストレスだ」
「母親がうざいな、どこかへ行け」
「母親も父親もいらない」
と、

母親に抑圧されようとも、
父に怒鳴られようとも、
より「自分には自分の考えがある」と
主張し、

そのなかで自分という個人を
確立させていく。




ところが、
モラハラ母親は、
こどものその強烈な反抗期以上に、

激しい抑圧をこどもにくわえ、

「自我の芽生え」というものを
許さないことがある。



こどもは母親とは違う存在であり、

分化し個人として成長して
いかなければならない時期に、

「それを許さない」
「思い通りになるのがお前の人生」
「お前と私は一心同体。私の考えに
逆らうはずはない」と、



反抗期に請け負わなければならない
母親の傷を、
モラハラという特性のせいで、

すべてこどもに背負わせることになる。




こどもをひたすら非難し、
夫に対しても
「こどもがこうなったのはお前のせいだ、
はやくどうにかしろ」
ととにかく非難し、


時にそれは、
身体的暴力を使ってでも、

こどもをいう通りにさせようとする。




こうなると、
こどもが身体的暴力で返し、
母親を屈服させようとも、


こどもは
「個人としての確立」に失敗し、

こどもが大人になっても、
「自分は自分」としての自信もなにもかも
得られず、

自分と他人が違う存在であることが
はっきりしないため、

他者にも自身にも正しい評価が下せない。


その自尊心の欠如、母親との分化を
許されなかった影響は
晩年、社会性の欠如として続いて行く。