モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「モラハラ夫(妻)に復讐したい」という気持ちは重要

被害者は、基本的に

加害者から逃げ出すことはしないし、

 

モラハラの改善を目指して、

いつまでも改善方法を探したり、

自分の考えや行動を改めたり

修正したり、

 

それによる加害者の反応を見たりして、

長い月日を費やす。

 

「モラハラだけがなくなった、理想の相手」

というものを目指す。

 

 

何度も何度も加害者の言動に

傷つき、激しい怒りを覚えながら、

 

いつしか、恨みや怒りは覚えながらも、

加害者の行為に慣れてしまう。

 

 

モラハラする加害者に、

順応しよう順応しようと

した結果が、こうなる。

 

こうして、

「逃げる」という選択肢は、

被害者の中で完全になくなる。

 

逃げるということを考える自体に、

エネルギーを使い果たしてしまい、

実行に移すなどという

気力まではわきあがらない。

 

 

だからこそ、

加害者に侮辱されたときの、

被害者の怒り、

「絶対に復讐してやる」

「思い知らせてやる」という

 

気持ちの勢いみたいなものは、

かなり重要だと考えている。

 

加害者のモラハラが強烈なダメージを

与えるからこそ、

被害者の怒りも強烈なもの

だったりする。

 

 

被害者は、

順応しようとするあまり、

「まあ、こういう生活だし仕方ないか」

「まあ、もうこれ以上どうしようもないし。

逃げることもできないし」と、

 

逃げることをまず選択肢に

いれようとしない。

 

進むまで進んできたから、

これ以上どうにもならない。

 

自分の人生お先まっくら。

 

そんな風に考える。

 

だからこそ、もし距離を置きたい、

「こんなんで終わらせてたまるか」と

いうような、

 

強烈な怒り、復讐心が一気に

湧き上がったときに、

 

知らない場所に逃げるのが一番いい。

 

復讐心というものは、

真正面から相手にぶつけると、

確実にそれ以上の

反撃をくらう。

 

相手には罪悪感など

微塵もないからだ。

 

被害者は所詮被害者であり、

心が正常に働くから、

攻撃しまくっている間に、

罪悪感が芽生えてしまう。

 

逃げられないのもそれが一因。

「卑怯者」と責められるのがオチで、

 

被害者は、「逃げるなんて、

自分はとんでもないことをしている」

 

と支配が進んでいればいるほど思い込みやすい。

 

ただ

「このままじゃ終わらせない」という

怒りが湧き上がっているときに、

逃げようと思ったってうまくは

逃げられない。

 

とにかく、「逃げる」というのは

強烈な怒り、恨みが発生するくらいの

瞬間に、勢いに任せてやらなければ

被害者体質の人間は絶対に実行できない。

 

しかし、勢いに任せて逃げても、

失敗しかしない。

 

たとえ「逃げるつもりはないし

逃げれるとも思っていなくても」、

準備できる時間に、少しずつ

準備をしておく。

 

逃げるための行動じゃなくていい。

余裕をもつためだ。