モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

普通の「完璧主義」とモラハラ加害者の「完璧主義」の違い

モラハラとは別に、

完璧主義の人間は、
相手のあらゆるところに
完璧を求める。


正しいかそれとも間違いか、

ということで物事を図る人も
少なくない。


状況は一つではないのだから
答えも一つではないのに、


わざわざ正しいか正しくないか、
苦しい選択に身を投じる
融通のきかない人間。

完璧であれば正しいと
思い込んでしまう人間。

完璧でなければ
恥だと感じてしまう人間。


完璧主義者は、
きれいにやってのける。

実際にやるからこそ、
相手の粗がみえてくる。



モラハラ加害者もまさに、
完璧にできないことは
恥だと思っている。

しかし、「普通の完璧主義者」
とは異なり、
実際は
あらゆる物事が完璧とは程遠い。



しかし、その自己愛ゆえに
完璧だと思い込んでいる。


掃除が隅々まで出来なくても、
洗いものに汚れがかなり残って
いても、


掃除や洗い物という行為を
やってしまえば

掃除や洗い物をこまめにやる
きれい好き、
自分のなかでは完璧主義、ということに
なってしまう。


たとえ自分の部屋が汚くても、だ。


しかし、完璧にやっていると
思い込んでいると、

自分のテリトリー以外の部屋が
少しでも物が定位置にないと、

それは途端にパートナーのせいに
なる。


正確に言うなら、
「自分は完璧にやるのに
パートナーは完璧でないから
散らかす、ストレスがたまる」。



完璧主義は、
完璧であるということを盾にとって
それを正義として
人を傷つけることがあるが、


加害者が「完璧」であるという
状況はほとんどみられない。

むしろ、
基準以下のことも
相当ある。


つまり、
「人を傷つけるため」に
完璧であるということで
正当化しないといけないから、

完璧でなくとも、
完璧だと思い込んでしまう。