モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

被害にとことん鈍い被害者

被害者は、基本的にお人好し。

いい意味で、ではない。


「どう考えても
つけこまれるだろう」

「なぜそこまでされて
なお愛しているとか
言えるのだ」
という段階まで
相手に譲る。


途中で怒り浸透しても、
実際にその怒りに任せて
非常識なことを
仕出かしたりしない。



だからこそ、
「ここ、怒ってもいい
ところだよね?」

とわざわざ自分の
倫理的側面と本心とに
質問してから、

自分自身の許可を得て
やっと怒りがふつふつ
沸いてくる例も
少なくない。



相手がどんなに非常識でも、
非常識な状況や
非常識な人間の対応に
慣れてしまっている
場合も多い。



自分がどれだけ
酷いことをされているか?
分かりやすいのは、


「自分だったら
それを言うか、
それをするか」
に焦点をあてて
考えてみるといい。



自分だったら、
自分の好みのものを
買ってこなかっただけで
相手を20分でも
ひたすら責め続ける
ことができるか?


自分だったら、
相手が寝ているところを
買い物に行きたいからと
叩き起こせるか?


自分だったら、
相手が病気だと知って
「お前がそんな病気だから
こっちも毎回気を使って
やりづらいんだよね~」
と言えるか?



自分だったら、
「お前と結婚できるのなんて
私くらいだよ、
もっと社会性高めた方が
いいよ」
と人に言えるか?


そもそもそんなこと
言おうなんて
思ったことすら
ないと、

どれだけ酷いことなのか
実感もわきにくいが、

被害者は
被害にとことん鈍い
傾向があるため、


「自分だったら?」
と加害をする側を
軸に考えてみると
少しは分かりやすくなる。