モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「相手は思い通りにならない」ということがわからない

自己愛性人格障害者は、

「相手は尊重されるべき個人である」とか、

「もちろん自分とは違う考えを持っている」とか、

「自分の思い通りにならないのは

他人だから当たり前だ」

 

という「気持ち」を持てない。

 

 

どれくらい持てないかというと、

「自分の言う通りにしてくれないなんて

いやだ!」

というレベルの話ではなく、

 

「自分の思い通りにならないなんて、

あってはならないし

恨めしい」

という次元の話になってくる。

 

 

「支配しようとしている」とは

思っていない。

行動をコントロールしてやろう、

という意識もない。

しかしそういう気持ちが無意識下に

潜んでいる。

 

意識化されているのは、

「相手の言い分が間違っているのに」

「自分は間違っていないのに」

「相手に考えを

改めさせるために言い聞かせなければ」

 

という感情だけだ。

 

 

「相手はあなたの思い通りに

しなくてもいいんです。

する義務はないんです」

というのも、分からない。

 

 

それを認めるくらいなら、

事実を歪曲して

「そんなことはない」と

その話を否定するしかない。

 

相手にそんなことを言われるなら、

暴力ででも支配して、

それでもダメなら「消す」しかない。

 

 

特に切迫していれば

それが何よりも

最優先される。

 

 

相手の「誰かを嫌ってもいい」

「誰かと離れる権利もある」

というのも、わからない。

 

相手が、

「あなたのことを嫌いなのだ」

ということも、

納得できない。

 

「ああ、そんな嫌われることをしたのだな」

という振り返りが、頭で処理されるだけだ。

 

心だけは悶々とした気持ちと

「嫌うお前が悪い」

「どうせ加害者扱いしてるだけだろう」

「どうせ他に理由があるくせに

責任をこっちに押し付けてきたんだろう」

 

そういう恨みだけが残る。