モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラは「相手による」のか

モラハラ加害者はもちろん相手を選んで

モラハラする。

 

というか、モラルハラスメントというもの自体が、

「相手と自分は同じ存在」という、

自他の境界が曖昧な人格障害者にしか

出来ないものであるため

(もちろんモラハラ“っぽいもの”は

世の中に溢れているが)、

 

その人格障害者が

モラハラをすることで

自分の自己愛を肥大することが

できるような人間に対してモラハラする。

 

 

だから関わっている段階で、

「自己愛を肥大させてくれないであろう」

自分にいかにも関心のなさそうな態度をとる人間や、

自分中心で生きているような人間を

ターゲットにすることはまずない。

 

「自分を持っている人間」

というのは、

「自分と相手は同じ人間」だと

思い込むことができない。

 

 

責任を負いたくないところは

優しく相手が責任を負ってくれるような

ぴたっと一体化できる人間

 

自分の悪い部分を

請け負ってくれるような

ぴたっと一体化できる人間

 

愛という名の下に

様々な我が儘を許してくれる

ぴたっと一体化できる人間

 

倫理観・・・・「モラル」を

大事にし、モラルを遵守し

動いてくれる人間

 

そう、いかにも「道理に外れたこと」を

嫌い、避け、

自分勝手に生きることを嫌う人間

 

 

そういう人間は、

「そういう行いは道理に反するだろ?」と

正当化してしまえば

 

モラルハラスメントで扱うには

格好の餌食になるので

ターゲットにもなりやすい。

 

別に理性で「こいつは支配できるな」

と選んでいるわけではなく、

 

モラハラ加害者はあくまで

その「支配しやすそう、モラルというものを守って

自分がどういう行動にでても許してくれそう、

自分より弱そう、優しそう。

支配しやすそう・・・支配したい」

という奥底にある感情を

 

「好きだ。愛してる」

と勘違いする。

 

だから、

いかにも付き従ってくれそうな

人間を非常に好む。

 

 

最初から

「支配なんてうるせーよ、

ルールなんか関係あるか、鬱陶しい。

自分の気分でどうにでもしてやるぞ!

というかお前に興味はない」

という態度の人間をターゲットに選ぶことは

まずしない。

 

 

「好きだ。愛している」という感覚は、

「支配できそうだ。優しそうだ。

限界を超えてもひたすら甘えられそうだ。

言うこと聞いてくれそうだ。

 

試したい、支配支配」

という感覚に基づいているので、

 

その感覚を生まない相手を

強く愛するということは

まずない。

 

だから、

「ターゲット選びは相手による」

 

「自己愛性人格障害者は

結婚してからも相手によってモラハラしたり

モラハラしなかったりするんですか?」

という問いがあるならば

 

「そんな例があるならそれはそもそも相手が

自己愛性人格障害者ではない」

という答えになる。