モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

他人との差をなんとしてでも埋めたい

モラハラ加害者の「劣等感」というものは、
自己愛性人格障害者でない人の
劣等感とはかけ離れたレベルのものである。

ただしくは「劣等コンプレックス」
というが、
この劣等コンプレックスは
非常に根強いもので、

これこそが、自己愛性人格障害者が
モラルハラスメントを行う
原動力、行動力の源になっている。



そしてこの特別な劣等感は、
簡単に解消したり
克服できるようなものではない。


しかし、
他人との差を何らかの形で
なんとしてでも埋めて
しまわないと、

惨めさというものからは
逃れられない。

その「なんらかの形」といっても、
人を邪魔したり人の評価を
下げたり、
自分の能力を盛る(自己愛の強化)
ことでしか
それを埋められない、

それくらい周りとの差が激しいと
信じこんでいる。


そういう切迫性により、
モラハラ加害者の狂気じみた
ターゲットへの執着、攻撃性、
衝動に繋がる。

モラハラ加害者は、
元は「自分は相当に惨めである」という
自覚がベースにあるという
一つの答えである。

強い劣等感が先にくるから、
打ち消すために強い優越感が生まれる。

周りにたいしても、
「優れているか」「劣っているか」という
評価基準しかなく、

周りも自分に対して
必ずその評価が中心であると
信じて疑わない。


であるから、
なんともない会話の中に
「自分を貶めようとしている」
という文脈を勝手に作り出したり
思い込んだりして、

敵対心を抱くのである。