モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「お前が辛いわけがない」という加害者のスタンス

加害者は、被害者を自分より
みじめな存在にするために、

実際にみじめだと思い込み、
ありとあらゆる方法で
被害者の地位を
貶めようとしてくる。


しかしその一方で、

「お前が辛いわけがない」
「お前が不幸なわけがない」

というスタンスを
とってくることがある。



加害者にとっては
いつでも
「被害者は、自分自身」
なのであり、

「お前に酷い目にあって、
辛くて不幸なのは自分。
ただそれをこの人格者の自分が
耐えて支えてやっているのだ。

こんな幸せなことはない」


というのが、
加害者の主張だ。



だから
加害者のせいで被害者が辛い、
被害者は不幸だ、
なんて事実があること自体、

加害者にとっては認められない。

しかし被害者が実際に
幸せそう、楽しそうにしていると、
今度は間違いなくそれが攻撃の
きっかけになる。


加害者にとって、

みじめな被害者は幸福であっては
ならない人間だが(自分の自己愛が
踏みにじられるから)、

かといって
自分のほうが被害者なのだから、
相手が不幸というのもありえないし
辛いという意味もわからない。

という矛盾が心のなかで共存する。



だから楽しい時間を奪い取る、
一緒にいて楽しい人たちを奪い取る、
楽しい物事を侮辱することで
それらを怖し、

加害者のせいで苦しくて辛いという
気持ち自体を

「辛いはずがない、
お前は十分幸せな人間だろ」と
認めないことで、
人の苦しみや悩みを踏みにじる。