モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラルハラスメントとはモラルを利用するいじめだが、本人はモラルもへったくれもない

加害者は

「それでも父親か」
「それでも母親か」
「人として間違ってる」
「配慮が足りない」
と、

被害者に対して
「こうあるべき」という
指針のようなものを
押し付ける。



これこそがモラルハラスメントの特徴で、

相手に「こちらの言う通りにしなければ、
そういう道徳心すらないという
ことになるぞ」

ということを言われると
相手は「道徳心がないと思われたくない」
という気持ちが生まれるため、
その通りの行動することが多い。



加害者は相手に対して鬱憤晴らしをしたいから
ただ怒っているだけなのに、

「指導するのが上司の役目だから」
「お前により成長してほしいから」
「お客様に迷惑かけてほしくないから」
という言い方をする。

「自分はモラルがあるが、お前はその割に
モラルのない行動をするなあ」
と言っているのである。


そしてもう一つ特徴的なのが、
モラハラ加害者はモラルがあるという割には
言い分にする「モラル」が
コロコロ変わるので、

あるときはそのモラルを盾に人を攻撃しながら、
あるときはそのモラルから完全に外れた行動を
してしまいがちなのである。



あるときは「妻としてあなたのことが心配だから
(あなたのことを常に心配するのが妻の役目だから)」
いつも早く帰ってきてよ、
ちゃんと近況は全部伝えてね、
伝えない人は好きじゃないからと言いながら、


その日の夜には
ヒステリックに騒ぎたて
朝方まで夫を起こし続ける妻だったり、


何度も断られていながら
「自分は今まで道理を果たしてきた!
元夫としてこれからも協力したいから
なんでも言ってくれ!」
と言いながら、

逃げた元妻に対して執拗に連続電話をしたり
実際協力したいわけではなく
相手の居場所が知りたいだけだったり。


警察から警告を受けても、
「自分はこういう道徳心のもとで
やっている」
と繰り返し、
「相手も道徳心のもとに道理を果たすべきだ」
と主張し続ける。


本人は、
完全にそのモラルから
外れた行動をするが、
結局支配欲を隠すため
ただ単に無理やり正当化しているに
すぎない。


これが、
「こうあるべきだ」と
言われて
「確かにそうだな」と
思ってしまう罠であり、


「相手の言う通りなのに
なぜこんなに苦しいのだろう」
と気づけばがんじがらめになる
仕組みだ。


加害者は、
配慮をしているふりをして、
本当に必要な配慮はしない。

いろんな刺激を
モラハラという行動で
返してしまう以上、
人として正しい行いもできない。


父親として、母親としての
健全な役割も果たすことは出来ない。
見せかけだけの愛でコントロールし、

言うことを聞かなくなれば
強烈な支配でコントロールし、
それでも言うことを聞かなければ
暴力に走り、配偶者のせいだとなじる。

配偶者がいかに
親として不十分か、愚かな人間かを
こどもに教え込む。


部下に対しても
社会人としてどれだけモラルがないか、
能力がないかを上司としての立場を使って
徹底的に攻撃しようとする。



そこに、
「モラル」は欠片も存在しない。