モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

「家族でいることを強要する」

自己愛性人格障害者というものは、

とにかく形式や、

正しい・間違いというものを

ひたすら訴えるときがある。

 

 

そして、

自分が家族というものを

支配しコントロールしたいがために、

 

「家族は一致団結しなければ」

ということをとにかく前面に出す。

 

まるで家族とはこういうものだという

倫理綱領は全て自分の中にある、

自分の言うことは絶対だ、

と言わんばかりに、

 

「いかにも綺麗ごと」を

家族に押し付ける。

 

 

「家族はともに支えあうべき」

「こどもは親に対して

こう振舞うべき」

「配偶者はお互い協力しあうべき」

 

聞いているほうは、

「確かにそうだね」と言ってしまうような

ことをぺらぺら話すが、

 

その倫理綱領に「自分」は

入っていない。

 

自分はあくまで

倫理綱領を作る側なのだ。

 

つまり自己愛性人格障害者が

どう振舞おうと、

配偶者は自分を立てながら行動するべきで、

子どもは親を尊敬すべきで、

ルールを守るべきだ。

 

そして自己愛性人格障害者が

どういう人間であろうと、

家族であるのだから一緒にいるべきで、

協力するべきである。

 

自分がどう振舞おうと、

たとえ暴言や暴力に走ったとしても、

それは仕方のないことで、

そうさせる配偶者や子どもが悪い。

 

だから自分が指導して

導くのだ。

 

 

この訴えは、

離婚しても主張し続ける

ことが非常に多い。

 

たとえ別れた人間が

自己愛性人格障害者について

「気持ち悪い」

「今まで傍若無人に振舞っていたくせに」

「金を積まれてでも一時も

かかわりたくない」と思っていたとしても、

 

「協力するから」

「いつでも心はそばにいるから」

「心配だからいつでもなんでも言って」

「別れても、2人の子どもに違いはないのだから」

 

とひたすら言い続ける。

 

 

その言葉だけ聞くと、

まるで父親・母親の鏡のようだが、

 

どういう父親・母親だったか

実際を知っている人間にとっては、

「家族」というものを使った

ただの脅迫にしかならない。