モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

モラハラ加害者の愛情とは

モラハラ加害者の「愛情」というのは、

ほぼ100%

「支配欲」

「独占欲」と言っても過言ではない。

 

 

 

根本が、

「自他の境界線が曖昧」なせいで

近づきすぎると

「自分そのもの」だと感じてしまうからだ。

 

 

 

相手と自分は違う人間なのに、

いつまでも離れられない

離れることなど許さない

赤子と、それを温かく

いつまでもひっついてくれる母のように、

 

「自分と母は他人で、

自分はいつかは自立しなければ

ならない」

ということを理解する前の

赤子だ。

 

 

 

問題は、

その感覚を起こしているのが

大の大人であり

相手は母でもなんでもなく

自分が泣き喚いたり騒ぐと周りに

とんでもない被害が加わるという

ことだ。

 

 

 

支配欲、独占欲というと、

「嫉妬」という言葉が浮かぶが、

支配欲や独占欲ば招くものは

なにもそういう嫉妬だけではない。

 

 

 

自分だけの世話をしてほしいし

そうするべきだ。

だから自分の満足のいくように

世話をしろ。

 

 

自分が困ったときに

さっさと問題を解決してほしいし

そうするべきだ。

だからどういう事情があっても

解決しろ。

 

 

自分のそばにいないと

自分のことに集中できないので

自分の傍にいるべきだ。

だから別の人間と特殊な関わりを

持ったりするな。

 

自分がいつ何時泣いても暴れても

文句を言わずそれに付き合い

不快を除去するべきだ。

 

だからわめいても大声だしても

暴れても文句を言わず、

その原因をお前が除去しろ。

 

 

それは母を支配できるときの

赤子の心地よさにも似ている。

 

それこそがモラハラ加害者が

感じる「愛情」だ。

 

 

だが、当然ながら被害者は

加害者の「母」ではない。

 

母ではないから、

養育(一緒にいて

それらの世話をする)義務もない。

 

子どもの責任を全てとる必要もない。

 

金銭をかける必要もない。

 

その泣き声や暴れる様、

一挙手一投足に

愛情を感じる必要もない。

 

 

 

しかし、

モラハラ加害者はそれが分からない。

 

感覚として理解できない。

そして赤子といろんな手段を使えるので、

なんとしてでも自分の世話をするように

モラルハラスメントをして

被害者をコントロールする。

 

その支配欲こそが愛情であり、

支配しようとする行動自体が

愛情表現でしかない。

 

それが愛情表現ではないことが

認識できても、

 

「それをしていかないと」

生きていけない。

なんとしてでも身体的・精神的な世話を

してもらいながら、「甘えながら」生きていく

必要があるのだ。

 

被害者がそれに疲れても、

知ったことではない。

 

嫌だと感じることも許せない。

 

彼らにとっては、

養育してくれるはずの母が

自分を見捨てるように

 

自分の思い通りに動くはずの手足が

言うことをきかないように

 

些細なストレスを請け負わない

ターゲットに苛立ち、

恨みを覚える。