モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

別れ話で必ず起こる混乱

モラハラ加害者と別れ話をするとき、

モラハラ加害者はその別れを切り出されたことに

対して激しい怒りと納得できないという感情を持つ。

 

だが、

モラハラ加害者はその怒りがなぜ起こって

いるのかを正しく理解することができない。

 

理解できるのは、

「目の前にいるこの相手が

別れるだのなんだのと言いだしたから

強烈に不愉快な気分になった」

ということだけだ。

 

被害者に、とにかく

この自分自身に起きた痛みはお前のせいなのだからと

お前がどうにかしろと憤慨する。

 

「お前が別れ話をしはじめたから

自分は不愉快になった。

その責任をとれ」

ということなのだが、

 

勿論、自己愛性人格障害者は

そのままは言わない。

 

別れ話を被害者側からするのが

いかにおかしなことか、

別れ話をされている自分は正当であるのに

なぜここまで傷つけられなくては

ならないのか、という話になる。

 

加害者は、「別れ話をするお前のせいで

傷ついた。責任を取れ」

被害者は「別れたいという気持ちまで

非難されても困る。

こういう人だから余計別れたい」

 

という主張になり、

完全に交わることがなくなる。

 

 

「こっちの痛みを理解しろ」と

加害者は言うのだが、

 

被害者がその痛みを納得してしまうと、

そもそも別れることが出来なくなる。

 

別れ話を取り下げること以外は

全て「痛みを納得していない」ことになり、

「あなたが傷ついたのは分かったけど、

こちらもずっと一緒にはいられない」

という回答など無意味だからだ。

 

つまり加害者の言動を要約すると、

「別れ話をお前から切り出すのはこちらの意に

反するのだから永遠に別れ話なんて出すな、

思ってもならない」

ということになるのだが、

 

加害者は勿論「そういうことじゃない」と

否定する。

 

 

そして被害者側から別れを切り出したり

離れようとしたりすると、

それがいかに異常で非道なことであるかを

教え込もうと必死に吹き込んだり、

 

自分が相当ダメージを受けたように

見せたり、「自分がどれだけ傷ついたか」

「あなたがいないとどうなるか」を

また冗舌に語ったりする。