モラハラブログ~モラルハラスメントな人々~

自己愛性人格障害者、モラハラについて語っていきます

懲らしめたい!!

散々罵倒されて、虐待を受け続けると、

仕返ししたい、罰を与えたいという気持ちが

出てくるのも当たり前かとは思う。

お前のせいでどれだけ苦しんだと思ってるんだ、

これ以上の苦しみを味わわせてやる!!
 
みたいな。


逆に、加害者のモラハラに対して
萎縮しっぱなしの人もいるけど、

そんな人でも

体調不良になって夫の身の回りのお世話が
数日出来なくなったとき、いらいらしたみたいで、
俺の人生、どうしてくれるんだと言われました」

なんてぼそっと言ったりするから、

やっぱり違和感は感じ続けるものだ。
 

「バチが当たればいいのに!」
「ひどい目にあえばいいのに!」
なんて、別れたあとでも言う人は言うだろう。
 
 
 
けど、

残念でした、

あなたの周りのモラハラパートナー、
あるいは友人、家族、
あるいは同僚は、

「懲りる」
ということはありません。

バチも当たりません(いや神様次第かもだけど)。

そんな私も、モラハラを受けはじめてから、

言葉には責任が伴うということが
分からずに生きてきた人なんだ。
これを言ったらこうなるということを、
分かってもらわなきゃ!」

なんて、思っていた。

それは壮大な夢だったと、後から気づく。

それに気付くまでに、どのくらいの期間、
どのくらいの労力を費やしただろうか…。

でも、人は、
“やってみて実感しないと、納得しない”。
 
何度も何度も、
モラハラ加害者に対していろんな方法を試す。
 
自分の態度が悪いんじゃないかと
自分の態度を改める。
 
些細なことでストレスをためさせないように
しよう、と細かいことを気にするようになる。
 
それでもモラハラを受けるうちに、
自分の全てが悪いような気がしてくる。
 
もっともっと気をつけないと、と
思っているうちに、
自分の生活が常に、緊張状態に
なる。
 
臨戦態勢をとっているかのように。
 
どれだけ傷ついているのか
どれだけ酷いことを言っているのか
伝わっていないのかと思い、
 
時には怒り、
時にはつらつらと説明し、
時には正当性を訴え、
 
どうやってもモラハラが
改善されないため、
 
疲れきる。
 
自分の存在自体が問題なら、と
離れようとしても、
 
モラハラ加害者の追随は止まらず、
もうこれ以上どうしたらいいんだ、
と考えているうちに、
 
考えないようにしていた、
モラハラ加害者への恨みに似た
感情も溜まってくる。

モラハラ人間のモラハラは
治らないことも、

モラハラ人間が懲りたりしない
ということも、
 
いつまで経っても分からない、
分かりたくないという
部分もある。
 
ただ実際、
「虐待をやめないと、死ぬ病」が
あったとしても、やまないと思う。

アルコール依存症患者が、アルコールを
やめないと死にますよと言われたからと
いって、やめる確率がどれくらいあるだろうか。

虐待がやめられないから虐待を繰り返すのに、
我慢したとしても、結局爆発するだけ。

アルコールは飲めば体に害がでるから、
「自分が困るから」やめようと思う機会がある。

モラハラはしても体に自分の体に
害がないうえに、しないと精神的に
おかしくなる…。
というか、そういうシステムに(虐待をする
ように)自然になっているんだろう。

アルコールみたいに、体にガタがきたから
懲りました、やめますなんていうものじゃない。

だって、自分に傷がつかないためにモラハラをする。
本来自分が受けるべき傷、かけるべき手間、時間、
それらをすべて、被害者になすりつける。
 
モラハラ被害者は、事を荒立てないため、
夫の機嫌を損なわないため、
あるいは夫を支えるためだと勘違いして、
それらを喜んで引き受ける。
 
いままでもこうやって生きてきたのだから、
モラハラ人間が懲りる機会なんて
ない。
 
いくら愛してると言っても相手を愛してなんか
いないから、
相手が離れても傷つくことはなく
執着するしかないし、
他にターゲットが現れれば、そちらに移るだけでいい。
 
反撃されれば、モラハラするいい機会だし、
そこに「懲りる」必要なんか出てこない。
 

だから、懲らしめる時間というのは、
「同居している以上」
「懲らしめようとしている相手が
被害者だと分かっている時点で」
とんでもなく無駄。
 
 
同居している相手なら、
発散させるつもりが加害者を刺激して、
もっと大きなストレスを抱える
きっかけになり、
 
別居していようが、
相手は被害者の心の訴えなんて
「ああ、うまい具合に傷ついて
くれてるんだね」
という認識しか生まない。


馬の耳に念仏


とはこういう時にピッタリの言葉だと思う。
 
実際は馬のほうが、まだ人の心が
分かってくれるけれども。
 
 
 
 
・・・ちなみに、
本当に懲らしめたいと思うのであれば、
離れた場所で生活しなくては
ならない。
 
加害者のストレス=被害者のせいになってしまい、
ストレスがかかればかかるほど
攻撃的になっていくからだ。
 
そして攻撃を与えている相手が、
被害者であることがばれてはならない。
 
ばれた途端、
その攻撃の意味はなくなる。
 
 
モラハラ加害者の弱点は、
被害者相手でなければ
「詐欺にあいやすい」
「騙されやすい」
「罠にはまりやすい」ことだ。
 
 
なぜなら、自分の自己愛を損なうような
行動はできず、
ストレスのかかるような場面は
出来るだけ避け、
 
なおかつ自己愛を満たせる(自分は偉い、
自分は能力がある、自分が人気者になる
と自覚できる)と思った話には飛びつく、
という特徴があるからだ。
 
 
つまり被害者以外のいろんな人間に話を持っていけば、
うまく罠にかかりやすい。
 
もちろんその人たちに、
自己愛性人格障害者への仕返しを
手伝うだけのメリットがあればの
話。
 
政治がうまい人間ならば、
うまくやれるはずだ。
 
 
そこまで被害者の恨みが持てば、

の話(仕返しなんかやっぱり

人道に反する・・・なんて人が

大半だと思うので、

おすすめしない)。 

 

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